日記文学研究誌 第20号

「日記文学研究誌 第20号」刊行 荒井 洋樹氏「藤原師尹五十賀屏風攷 ――『蜻蛉日記』における道綱母の詠進をめぐって――」 一ノ瀬 朗氏「長子が欲したもの ――『讃岐典侍日記』下巻における鳥羽天皇の力をめぐって――」 HP移管の作業の遅れにより、 雑誌刊行の御…

第76回大会が終了しました。

第76回大会が終了しました。 また、運営委員会・総会が開かれました。 当日、配布いたしました総会資料を、以下に掲載します。 第76回大会 総会資料 これらの議事は、運営委員会・総会の審議を経て、認められましたことを、 会員の皆様方にご報告いたしま…

第76回大会 開催のご案内

第76回大会 発表要旨

第76回大会 会場

第76回大会 発表者募集

第75回大会 要旨

※画像をクリックすると拡大できます。

第74回大会が開催されました

8月25日(土)第74回大会が早稲田大学16号館で開催されました。 『更級日記』の短連歌の記事を新たに位置づける西村氏の発表。 『更級日記』の「見る」「読む」の相違を軸に新たな日記論を展開した山下氏。 『風に紅葉』と『とはずがたり』の「性」の共通性…

第74回大会の要旨③

今回の講演は大倉比呂志氏にご依頼しました。 講演 中世王朝物語と中世女流日記文学ー〈性〉への照射ー 昭和女子大学(名)大倉比呂志 従来から余り取り上げられることのなかった中世王朝物語と中世女流日記文学に関して、〈性〉という視座から気の付いた点…

第74回大会の要旨➁

『更級日記』の〈物語〉ー「見る」「読む」「語る」「聞く」ー 大阪府立東住吉高校 山下太郎 『紫式部日記』が物語作者の日記だとすれば、『更級日記』は、ひとまずは、物語読者の日記である、といえよう。『更級日記』に「夜ふくるまで物語を読みて起きゐた…

第74回大会の要旨①

第74回大会の発表要旨をご紹介します。まず最初の発表から。 『更級日記』における短連歌の記事についてー嵯峨野の花見ー 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了 西村亜希子 『更級日記』作品中の、男車の主と作者との短連歌「花見に行くと君を見るかな…

8月25日(土)第74回大会のお知らせ

会員の皆様には一昨日お知らせを発送いたしましたが、8月25日(土)に第74回大会を開催いたします。 来聴歓迎(無料) 期日 2018年8月25日(土) 会場 早稲田大学本部キャンパス16号館305教室 時間 13時開場 13時30分開始 (17時ごろ終了) 研究発表 『更級…

2018男女共同参画フォーラム・講演会のお知らせ

「女性の日記から学ぶ会」の会員大野るみ氏から講演会の情報提供をいただきました。お知らせいたします。ご関心がある方はぜひご参加ください。 〈わたし〉の日記から 〈わたしたち〉の歴史へ 「女性の日記から学ぶ会」より 島利栄子代表をお招きして、 一般…

第73回大会を終えて

第73回大会も多くの会員にご参加いただき、無事終了することができました。 応永本和泉式部物語について新しい読みを提示する渡辺開紀氏。精緻な読み解きが印象的でした。 渡邊久壽氏のご講演。日記文学の特質を新しい動向にも目配りしつつ説かれ、「日記文…

第73回日記文学会大会

第73回日記文学会大会のチラシです。会員のみなさまには、告知にご協力ください。

第73回大会要旨②

今回は渡邊久壽氏にご講演を依頼しました。 日記文学性の生成 ―『蜻蛉日記』をひもときながら― 山梨英和大学(非) 渡邊 久壽 本テーマを「日記文学の生成」にしなかったのは、日記文学的性格の生成に特化するためである。あるいは「日記文学の生成」に包摂…

第73回大会要旨①

第73回大会の発表要旨をご紹介します。まず最初の発表から、順次ご紹介していきます。 応永本『和泉式部物語』の帥宮 國學院大學北海道短期大学部 渡辺 開紀 『和泉式部日記』の序盤の記事に、帥宮が主人公「女」への二日目の訪問を躊躇する場面がある。ため…

第73回大会について

次回大会を以下のように開催します。 会員のみなさまにはあらためて書面でご通知いたします。 よろしくお願いいたします。 第73回日記文学会大会 来聴歓迎 2017年12月9日(土)早稲田大学早稲田キャンパス16号館405教室 運営委員会 13・00~14・00 研究発表…

次回大会について

次回大会は12月9日(土)に早稲田大学16号館で開催します。次回大会も発表と講演(渡邊久壽氏)の予定です。あと1週間ほどで発表者募集をいたします。前回大会は3人の会員が登壇しました。次回もどうぞよろしくお願いいたします。

第72回大会も盛況のうちに終了しました③

高野氏には校務にお忙しいところ、貴重な機会をいただきました

第72回大会も盛況のうちに終了しました②

久しぶりにご登壇いただいた金井氏

第72回大会も盛況のうちに終了しました①

お陰様で第72回大会も盛況のうちに終了しました。今回は一之瀬氏、金井氏と続く、研究歴の長いベテランの先生方のご発表に、和歌研究で著名な高野氏のご講演と、大変盛りだくさんのプログラムとなりました。多くの会員や一般の方においでいただき、質疑も盛…

第72回大会―あと4日になりました

第72回大会まであと4日になりました。会員以外の方の来聴も歓迎いたします。会員のみなさまには、ぜひ多くのお知り合いや教え子にお声がけいただきますようお願い申し上げます。

「日記文学研究誌」第十九号刊行

「日記文学研究誌」第十九号を発刊しました。昨夏のシンポジウム「藤原頼通の文化世界」の成果である五本の論考と、『建礼門院右京大夫集』をめぐる論考が掲載されています。今、ホットな研究課題である頼通文化圏をテーマにしたシンポジウムは会の内外から…

第72回大会発表要旨③

今大会から運営委員会で合議の下、従来の研究発表と併せて、講演も依頼することになりました。最初の講演は高野晴代氏にお願いしました。 (講演)『更級日記』の和歌 ―日記における和歌を用いた表現方法をめぐって― 日本女子大学 高野晴代 『更級日記』は、…

第72回大会発表要旨②

「歌のやうなる」ことばへの感応ということ ―『土左日記』楫取のことばから『和泉式部日記』諸本論へ― 中央大学附属中学校・高等学校 金井利浩 「朝日新聞」二〇一七年三月一〇日付朝刊の「文化・文芸」欄は、なにげない文章や風景のなかで、たまたま五・七・…

第72回大会発表要旨①

第72回大会の発表要旨をご紹介します。まず最初の発表から、順次ご紹介していきます。 讃岐典侍日記下巻における追慕の限界 ―鳥羽天皇の力を対置してー 早稲田中学校・高等学校 一之瀬 朗 本日記下巻中、作者長子は見るもの聞くことにつけて故堀河帝を追懐・…

第72回大会について

日記文学会第72回大会が8月26日(土)早稲田大学16号館で行われます。詳細は以下のとおりです。会員以外の方の来聴も歓迎いたします。 期日 2017年8月26日(土) 会場 早稲田大学本部キャンパス16号館405教室(13時受付開始) 運営委員会 12.00~13.00(16号…

大会案内の返信用はがきについて

会員各位には来月28日のご案内が到着しているかと存じますが、同封の返信用のはがきに懇親会の出欠を付け忘れてしまいました。申し訳ありません。福家のミスです。事務能力には自信があったのですが……。お手数ですが、返信はがきに書き加えて頂くか、ある…

6月3日(土)全国大学国語国文学会シンポジウム

6月3日(土)にはシンポジウム「小さい窓から文化を語る」が開催されます。日本語学・浅川哲也氏、中古文学・吉井美弥子氏、近代文学・生方智子氏という論客が専門領域のコアな問題を他の時代の専門家さらには一般の方にもわかるようなことばで語り、議論し…