知の遺産シリーズ③『更級日記の新世界』

知の遺産シリーズ③福家俊幸・和田律子・久下裕利編『更級日記の新世界』(武蔵野書院・2016年10月)

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文学史上の『更級日記』/福家俊幸
更級日記』の「上洛の記」─『伊勢物語東下りとの比較を通して/高野晴代
孝標女の継母と姉─「物語」、「宮仕へ」へ─/原岡文子
更級日記』の宮仕え・孝標女の宮仕え─物語と実生活と─/和田律子
孝標女の天照大神信仰/福家俊幸
三条の孝標邸と猫の死─夢と現実─/高橋由記
大望祈願の物詣─石山詣から初瀬詣へ─/久下裕利
更級日記』の歌ことば/和田律子
孝標女と物語・孝標女の物語/久下裕利
更級日記』─研究の現在と展望/大塚誠也・富澤祥子
(二〇〇〇年以降の研究文献目録付載)

 上記の執筆者をご覧いただければわかりますように、日記文学会にかかわりが深い先生方
が執筆しています(いずれも会員の先生かシンポジウムにご登壇いただいた先生です)。ぜひご一読ください。