第69回大会を終えて

 年内最後の大会も盛況のうちに終了しました。『讃岐典侍日記』『和泉式部日記』『紫式部日記』とバラエティに富んだ、充実した発表に対して、質疑も途切れることなく続き、懇親会、二次会にも大勢の参加者がありました。日記文学会の前身、日記文学懇話会は家族的な雰囲気があったといわれますが、その特徴は日記文学会にも継承されているように思います。もちろん学会ですので、お仲間サークルではいけないし、断じてそのようになってはいませんが、この大会に参加すると、「頑張ろう」という気になる、そのような雰囲気は守っていきたいと、(事務局として)思います。

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美しいカラー資料を駆使した紫式部日記絵巻の発表。
新発見あり、深い考察あり、その研究成果に学ぶところ多大でした。